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1. | 評価の目的・方法 |
富山県では、試験研究機関における研究開発の客観的かつ適切な研究評価を行い、本県の科学技術の発展、産業の振興等に質するため「富山県試験研究機関研究評価の試行に関する指針」を作成し、平成16年度の本格実施に向け、今年度、工業技術センターを含め3機関で研究評価を試行することとした。 これを受け、工業技術センターでは研究開発の公平性、客観性、透明性を確保し、効率化・活性化を図り、地域・県民のニーズ、時代の要請に即した、より優れた研究成果をあげることを目的に、指針に基づき富山県工業技術センター研究評価実施要領を作成し、研究課題外部評価を実施した。 |
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2. | 開催日時 平成15年10月7日(火)13:30〜17:15 |
3. | 開催場所 富山県民会館 706号室 |
4. | 外部評価委員 |
氏 名 | 所 属 | 役 職 | 備考 | |
委員長 | 龍山 智栄 | 富山大学 | 工学部長 | 学 |
副委員長 | 田中 潔 | 富山県立大学 | 工学部長 | 学 |
委 員 | 横田 勝 | 高岡短期大学産業造形学科 | 教授 | 学 |
委 員 | 松村 英樹 | 北陸先端科学技術大学院大学材料科学研究科 | 教授 | 学 |
委 員 | 上原 斎 | 産業技術総合研究所産学官連携部門 | 産学官連携コーディネータ・地域連携室長 | 官 |
委 員 | 多屋 秀人 | 産業技術総合研究所人間福祉医工学研究部門 | 副部門長 | 官 |
委 員 | 岩崎 正敏 | 日本政策投資銀行 | 富山事務所長 | 産 |
委 員 | 増岡 一郎 | 富山県中小企業団体中央会 | 副会長 | 産 |
5. | 評価結果 |
(1) 評価全般に関する主なコメント ・ テーマの選定方法、評価方法等は、ほぼ妥当なものであったと思う。 ・ 事前配布された既存資料だけでは分かりにくいので、各課題について1枚程度の概要資料(ポンチ絵的なもの。評価項目に対応した内容を記載。)を追加してもらいたい。 ・ 研究評価といっても、センターの研究上の方針とか、センターの存在意義とか、使命などとからめて行うべきだと思う。 ・ 外部の人の評価を聞く機会を作ること自体で十分に意味があるので、今後この試みがより練られたものになることを期待する。 (2) 評価対象研究課題の評価結果(詳細は個票参照。個票は研究課題名からリンクしています。) |
番号 | 評価の種類 | 研究の種類 | 研究課題 | 評価点数 /満点 |
1 | 事前評価 | 経常研究 | 快適工学に基づいたスポーツウエアの開発 | 17.8/25 |
2 | 事前評価 | 経常研究 | 超精密薄膜抵抗器の開発 | 19.0/25 |
3 | 中間評価 | 知的クラスター創成事業 | バイオセンサの研究 免疫センサー関連技術の実用化 DNAチップ・細胞チップの実用化研究 | 13.0/15 |
4 | 中間評価 | 最先端技術調査研究 | ナノ構造制御によるポリオレフィンの高性能化研究 | 12.1/15 |
5 | 事後評価 | R&D推進・研究助成 | 構造用アルミニウム合金を用いた自動車用スペースフレーム構造体製造のためのレーザ接合技術の開発 | 15.8/20 |
6 | 追跡評価 | NEDOウエルフェアテクノシステム研究開発 | 高齢者生活状況確認システムの開発 | 9.5/10 |
6. | 評価に対する今後の対応 |
・ 外部評価の結果を試験研究資源の配分の見直しなど効率的な研究開発の推進に生かしていくとともに、個々のテーマに対していただいた意見は、今後研究内容をつめる際に参考にし、実際の研究に反映させたい。 ・ 委員に配布する事前資料については、要望を踏まえ改善していきたい。 |